佐賀県鳥栖市【とすし】
- 佐賀県鳥栖市のご紹介
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本市は、九州の陸上交通の要衝という地理的優位性を活かして、九州の物流の拠点として発展を遂げてきました。
また、全国的に少子高齢化・人口減少の局面にある中、稀に見る人口が増え続けている都市であり、市政施行当時(昭和29年)の40,176人から平成30年1月末現在73,262 人と着実に増加しています。
今後も、市民が住みよさを実感し「これからも選ばれつづける」都市へと成長していけるように、そして地域における人口のダム機能を果たすことができるように、鳥栖市はもとより、県境を越えて九州、ひいては日本の活力につながるような施策を展開していきます。
- ふるさと納税の使い道
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みなさまから頂いた寄附金は下記のメニューに使わせて頂きます。
寄附者に使い道を選んでいただけますので、未来の鳥栖市のためにも寄附先をご検討ください。
- 1.市民協働の推進に関する事業
- 市民活動団体・まちづくり推進協議会等への活動支援
・各地区のまちづくり推進協議会と連携を図り、地区の状況に応じたまちづくり活動を推進するため、補助金を交付しています。
・友好都市であるドイツ連邦共和国ツァイツ市との交流を深めるため、また両市の学生のホームステイによる滞在を通して、異文化に触れることで国際感覚を養うため、鳥栖・ツァイツ子ども交流事業を実施しています。
・大規模な災害が発生した直後は、市や消防・警察などの防災機関による対応が困難なこともあり、地域住民がお互いに助け合い、人命救助や消火に当たることが、被害の軽減につながるため、平成14年に「自主防災組織補助金制度を創設し、町区の自主防災組織がヘルメット、消火器、非常用食料品などの防災用品を購入する際にかかる費用の一部を補助することにより、町区での自主防災組織の結成を推進しています。
- 2.福祉の充実に関する事業
- 高齢者や障がい者の福祉向上・健康増進への取組み
・高齢者の要介護状態の進行をできる限り防ぎ、軽減を目指すことで、地域で自立した日常生活を営むことができるよう支援するため、いきいき健康教室、元気づくり教室などの介護予防事業を実施しています。
・障がい者及び障がい児がその適正に応じ、自立した生活を営むことができるよう、ヘルパー派遣、施設への通所によるサービス利用などを受けるための給付費を支給しています。
- 3.子育て支援に関する事業
- 保育の充実・子育ての支援環境の充実
・「子育てを支えあい 子どもたちが健やかに成長し よろこび・温かみ・安心感のあるまち」を実現するため、「子どもの健やかな育ちを支える環境づくり」、「安心して子どもを産み育てることのできる環境づくり」、「子育て家庭を地域で支える環境づくり」に取り組んでいます。
【現在、取り組んでいる事業の一例】
〇保育所等施設整備事業(平成28年度3園、平成29年度2園の建設)
〇延長保育事業、一時預かり、病児・病後児保育事業
〇幼稚園及び保育園での障害児への支援
〇子どもの医療費助成事業 など
- 4.産業の振興に関する事業
- 企業誘致・商店街の活性化・祭りやイベント開催の振興
・九州の陸上交通の要衝という地理的優位性を活かし、主に物流などの業種の企業誘致を推進しています。
・地元住民と商店街が一体となって開催してきた伝統の祭りやイベントを振興し、補助金の交付などを行っています。
・明治維新150年を記念し、佐賀県と共同で偉人・偉業を顕彰する事業を行っています。
・新たな企業を誘致するため、工業用地の造成を行っています(新産業集積エリア整備事業)。
【現在取り組んでいる事業の一例】
〇新産業集積エリア整備事業
〇明治維新150年記念事業
〇企業立地奨励金
〇鳥栖観光コンベンション協会補助金(鳥栖山笠、まつり鳥栖、とす長崎街道まつり、とす弥生まつりなど、イベントの推進補助)
〇観光コンベンション事業補助金(鳥栖市内で行うコンベンションの開催補助)
- 5.環境の保全に関する事業
- 景観の維持、森林資源の保護、緑のある町並みづくり
・鳥栖市北西部に位置する自然豊かな地域には、県の生活環境保全林であるコカ・コーラウエスト鳥栖市民の森、また河内河川プール(夏季期間のみ)や風の見える橋、温泉施設『栖の宿』もあり、自然に触れることによりリラックスできる憩いの場所として、素晴らしい環境があります。支障雑木伐採による環境整備や遊歩道の整備、階段の補修など環境保全及び施設の維持管理などを行っています。
【現在取り組んでいる事業の一例】
〇ごみ減量化・リサイクル対策事業 資源物広場・資源回収奨励補助・資源物分別コンテナ収集
〇市民の森管理事業 など
- 6.まちづくりの推進に関する事業
- 新幹線関連、鳥栖駅周辺整備
・鳥栖市では、鳥栖駅等の鉄道施設で分断されている東西市街地の行き来を良くし、利便性の向上と中心市街地の活性化を図るため鳥栖駅周辺整備事業に取り組んでいます。
平成27年度は、鳥栖駅周辺地区の将来のまちづくりの方向性を決める「鳥栖駅周辺まちづくり基本構想」を策定しました。
平成28年度から、この基本構想を基に施設の位置や規模等を具体化した「鳥栖駅周辺まちづくり基本計画」に着手し、平成29年7月に策定しました。
平成29年度は、鳥栖駅周辺施設基本設計業務に着手しました。
【過去に取り組んだ事業の一例】
〇鳥栖駅前整備事業(バスターミナルの設置、鳥栖駅前広場の改修など)
〇新鳥栖駅周辺整備事業(新鳥栖駅自由通路の設置、パークアンドライド駐車場の設置 など)
〇新鳥栖駅西土地区画整理事業
- 7.教育文化の推進に関する事業
- 青少年の健全育成、スポーツの振興、文化財の保全
・小学校教育及び中学校教育では、「ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持ち、よりよい社会の形成者としての資質能力をもった鳥栖っ子」の育成を図っています。
●学力の向上 ⇒ 小中一貫教育、市独自に作製した教科「日本語」を活用した日本語教育
●豊かな心 ⇒ 教育相談体充実、教科「日本語」
●健やかな心 ⇒ 食育推進
●特別支援 ⇒ 特別支援教育の充実
【現在取り組んでいる事業の一例】
〇小中一貫教育
〇教科「日本語」を活用した日本語教育 など
【過去に取り組んだ事業の一例】
〇小中一貫教育の導入
〇教科「日本語」の導入
〇電子黒板、デジタル教科書の導入
〇田代中学校大規模改造事業
〇学校給食センター建設事業
・歴史・文化財では、国史跡勝尾城筑紫氏遺跡は、戦国時代、現在の鳥栖市域を中心に勢力を誇った筑紫氏が拠点とした城館で、当時の城下町の姿を知る上で大変重要な遺跡です。この大切な文化財を適切に保全管理するとともに、将来の歴史学習・観光資源・市民憩いの場として整備活用を進めます。
【現在取り組んでいる事業の一例】
〇勝尾城筑紫氏遺跡保存整備事業(葛籠城跡地区公有化事業) など
- 8.スタジアムの環境整備(サガン鳥栖支援)に関する事業
- スタジアムの利用促進に資する事業
・Jリーグ「サガン鳥栖」のホームグラウンドで、JR鳥栖駅から“虹の橋”を渡って徒歩3分の立地にあるスタジアムは平成8年に建設しました。12,000㎡の天然芝のフィールド、25,000人収容の3階建観覧スタンドを持つスポーツ競技場となっています。
足がすくみそうな急峻なスタンド(傾斜角度約40度)は選手の息遣いが聞こえそうな程ピッチを近くに感じさせ、どの席からも観戦しやすい構造です。
現在も、試合で選手が力を発揮できるよう、芝の状態など適切な管理に努め、必要に応じて施設の改修を行っておりますが、建設から年数が経過しており、今後の大規模改修が課題です。
【現在取り組んでいる事業の一例】
〇地域交流推進事業委託料(鳥栖市民デーの開催) など
【過去に取り組んだ事業の一例】
〇サガン鳥栖専用クラブハウス、優先練習場の整備(弥生が丘地区)
〇Jリーグ クラブライセンス制度に対応するためのスタジアム改修
- 9.児童等の交通安全・防犯に関する事業
- 児童等の交通安全のための環境整備、防犯協会への活動支援(防犯灯の設置、LED化等)
・市では、警察、地区交通対策協議会等の関係機関と連携を図りながら交通安全教育や交通安全県民運動を行うことで、交通安全意識の向上、交通事故防止を図っております。
また、学校、PTA、地域、市及び警察などが合同で実施した通学路点検に基づき、確認した危険個所について、ガードレール・道路反射鏡など交通安全施設の整備や修繕を行い交通安全の確保、交通事故防止を図っております。
・市では、警察、地域の防犯団体等と連携し、防犯思想の普及啓発を行っております。
身近なところで発生する犯罪に対する予防と防犯運動の充実を図るため、地域安全ニュースなどの広報紙を配布するほか、自転車盗難への注意を呼びかけるため、チラシや自転車用ワイヤーロックなどの配布を行っております。
また、犯罪の未然防止のため、各町区の要望に基づき、必要箇所に、防犯灯の設置や修繕を行っております。また、町区が支払う防犯灯の電気料金に対して、一部補助を行っております。
市内にある約3,800基の防犯灯のうち、約3,100基がLED化していないため、市や鳥栖市防犯協会では、防犯灯のLED化を進めていきます。防犯灯設置事業を行っている鳥栖市防犯協会は、町区からの区民の会費及び市からの補助金で成り立っているため、設置に要する財源の確保が課題となっております。
- 10.市庁舎整備に関する事業
- 市庁舎本館は昭和42年度に建設され、建設後50年が経過しています。
平成28年4月に発生した熊本地震でも、公共施設の耐震性能が問題となりましたが、本市の市庁舎本館でも必要な構造耐震指標を満たしておらず、耐震性能はかなり低い状態となっています。人口増加や社会的需要の増加に対応するため、別館を設けるなどして対応してきましたが、それでも十分なスペースが確保されず、市民・職員の利便性に支障をきたしている状況です。
また、市庁舎設備の老朽化、エレベーターや階段、廊下などの移動空間、トイレ等の設備において、ユニバーサルデザインの考え方に基づいた対応が不十分な状況となっています。
さらに、市民アンケートを行った中で、窓口が分かりにくい・相談の時のプライバシー確保が十分でない、駐車場が不足している、トイレ機能が不十分であるなどの意見が挙げられています。
このような市庁舎の現状を踏まえ、有識者や市民で構成される会議、市内部での慎重な検討の結果、現庁舎の現状と課題を解決するため、「新庁舎を整備」することといたしました。
現在、新庁舎の基本設計・実施設計等を終え、工事着工を目指しています。
- 11.その他市長が必要と認める事業
- ・将来都市像「住みたくなるまち鳥栖-“鳥栖スタイル”の確立-」を実現するため、市長が必要だと判断するものに活用させていただきます。
・例えば、「再犯防止推進に関する事業」に活用させていただきます。
国の再犯防止法の取組の中で、「地域再犯防止推進計画」の策定が求められています。鳥栖市には麓刑務所が所在しておりますが、受刑者のうち再犯者(再度犯罪を犯し、刑に服す者)の割合が50%を超えています。「地域再犯防止推進計画」を策定し、今後、麓刑務所と連携しながら、受刑者の出所後の再犯防止について効果的な施策を行う必要があります。今後の麓刑務所との具体的な連携策については、随時ご案内して参ります。